コムルのロゴマーク認定NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)

会報誌

会報誌

市民・患者・医療者など、さまざまな立場の人のメッセージやCOMLに届く相談内容、医療の制度・しくみ、活動報告などを盛り込んだ情報誌です。会員の方に毎月15日に発行しています。皆さんも、誌上で意見交換しませんか?
内容については下記の見本誌(PDF)や、最新号目次をご覧ください。
より詳細な内容は、会員になっていただくと毎月15日に発行していますので、ぜひ皆さんも会員になってください!!

見本誌(PDF)

会報誌の過去の記事を再構成し、そこにCOMLからのメッセージを加えたものです。

最新号目次

2024年10月15日号 No.410

会報誌最新号の表紙
COMLひとことインタビュー

わかりやすく正確な情報を映像の力を使って患者に届けます。

伊藤 彩さん(株式会社クロムビジョン 代表取締役)

COMLに届いた相談から

退院時にサインを求められ差額ベッド料請求?

事前の説明なしに差額ベッド料を請求

横柄な医師と医師に遠慮する薬剤師に立腹

意識が戻らない叔母の足の切断を何度も提案され…

40年の経験を集約!! 産科婦人科専門医からのメッセージ

第2回

木村 正さん(堺市立病院機構理事長 前大阪大学医学部産科学婦人科学教授・前日本産科婦人科学会理事長)

こころにとまったこんな取り組み

検査や手術についてよりよくわかるビデオを制作

伊藤 彩さん(株式会社クロムビジョン 代表取締役)

リポート

ジャパンキャンサーフォーラム2024
クロージングセッション「賢い患者になるために」

COMLメッセージ No.161

来年2月にクラウドファンディングを実施します!!

カンパありがとう名簿

2024.9.1〜2024.9.30

小林明生、竹中小夜江、岡鼻宏、増田尚子、岸和子、匿名2名
(敬称略。資金カンパや切手・はがきなどの物品カンパ、技能ボランティアなどのご支援をいただいた方々です。)

センターだより

娘が小学校の宿題でほぼ毎日音読をします。大抵は国語の教科書を読むので、いま勉強していることを知る機会にもなっています。そして数日前からは『ちいちゃんのかげおくり』を音読しています。これは戦争がテーマの物語で、私も小学生のころに読んだことを思い出し、懐かしくもあったのですが、正直なところ細かい内容までは覚えていませんでした。親になったいま改めて読んでみたところ、こんなにすごい作品だったのかと驚きました。直接的な表現は出てこないのに戦争の悲惨さや悲しさを子どもにもイメージできるように書かれていて、まさに名作だと感動しました。子どもたちが平和について考えるいい機会になるといいなと思います。(彩)

母親譲りの「大雑把」なタチで家計簿はつけておらず、お給料をいただくと一定額の現金を引き出して1ヵ月分のやりくりをしています。現金を使わず電子決済をする人が最近周りでも増えていますが、それだと使った額がよくわからなくなるのでほとんど使っていません。バスや電車に乗るときに交通系ICカードを使用するくらいです。先日、家でひと仕事を終え、スーパーに行きがてら近くにオープンしたカフェでひと休みしようと思い立ち、財布とエコバックのみ持って出かけました。カウンターで注文して会計をしようとしたら「電子決済のみ」と言われ断念。こういうお店がだんだん増えていくのかと、少し「取り残され感」を覚えました。(朝)

「大さじ一杯は小さじで何杯??」とキッチンから夫が大きな声で叫んでいました。私が、土曜日も日曜日もご飯作りたくない!と言ったら、じゃあ俺がと「ふわふわ鶏つくね」を作ってくれました。和食の本を開き、軽量スプーンとはかりを並べてレシピに忠実に! ひと品作るだけでもだいぶ時間がかかりました。用具も使い放題で洗い物も山盛り。しかし、手も口も出さずにお任せです。主婦になりたてのころの私もまったくこのとおりでした。それでも文句も言わずに待っていてくれたなぁと思い返しました。お豆腐が入ってふわふわな鶏つくねができあがり、娘はお父さんの手料理だねと嬉しそうでした。つぎは何が出てくるかな、楽しみです。(恵)

長男の小学校には俳句教室という時間割があり、1年生から俳句を教わります。先日初めて俳句教室があった日に「ご・しち・ごって知ってる?」とさっそく教わったことを嬉しそうに話す長男。一通り話し終えたタイミングで「君も一句詠んだのかい?」と聞いてみたところ、指折り字数を数えながら「でんしゃから ふじさんみえた なつのそら」と見事な句を披露するではありませんか! どうやら夏休みの思い出というお題で作品づくりをしたようです。初回から自分たちで句を詠んでみるとは思わず驚いてしまいました。その日から小声でブツブツつぶやきながら指折り俳句づくりを楽しんでいて、とても良い取り組みだと感じます。(明)

「患者さんが説明を理解するための工夫は?」という医師からの質問に、「どの患者にも共通する一般的な内容はe-ラーニングのような画像にすれば事前に家族と一緒に何度も視聴でき理解につながるのでは」と答えてきました。そこに「ぜひ取り組みを知ってほしい」とアプローチくださったのが、今号のひとことインタビューにご登場いただいた伊藤彩さんです。まさしく患者への説明の映像化。ぜひ普及してもらいたいと応援しています。詳細は6〜7ページでも紹介していますが、せっかくならば多くの人に映像も観ていただきたい。そう考えて、来年1月19日の第6回医療のmanabiyaのゲストにお招きすることにしました。ぜひご参加ください!! (育)

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