会報誌
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市民・患者・医療者など、さまざまな立場の人のメッセージやCOMLに届く相談内容、医療の制度・しくみ、活動報告などを盛り込んだ情報誌です。会員の方に毎月15日に発行しています。皆さんも、誌上で意見交換しませんか?
内容については下記の見本誌(PDF)や、最新号目次をご覧ください。
より詳細な内容は、会員になっていただくと毎月15日に発行していますので、ぜひ皆さんも会員になってください!!
見本誌(PDF)
会報誌の過去の記事を再構成し、そこにCOMLからのメッセージを加えたものです。
最新号目次
2025年8月15日号 No.420

- COMLひとことインタビュー
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がん罹患も自分のキャリア。仕事や活動に活かしたい。
岩﨑 裕彦さん(株式会社星和ビジネスリンク 代表取締役副社長 一般社団法人定年後研究所 理事)
- COMLに届いた相談から
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高額療養費制度の多数回該当を利用したい
一時は生涯人工肛門と言われて暗澹たる気持ちに
100万円前払いが歯科医師の死亡で新たに費用負担
- 臨床検査は健康へのナビゲーター みんな知ってる? 臨床検査
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一般社団法人日本臨床衛生検査技師会
4 生活習慣の管理を怠ると進行する「合併症」
- COMLにプレゼントされたBOOK紹介コーナー
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『乳がんにまつわるお金の話』
- ハーフ病院探検隊 第106弾!!
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東京都立広尾病院(東京都渋谷区)
- リポート
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第256回大阪患者塾「どうなるの? 高額療養費制度」
- COMLメッセージ No.170
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間もなく完成!! 「働く世代向けe-ラーニング」「COML医療かるた」
- カンパありがとう名簿
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2025.7.1〜2025.7.31
中野知子、竹中小夜江、佐山圭子、宮本恒彦、川中洋子、東郷ひろみ、増田尚子、匿名2名
(敬称略。資金カンパや切手・はがきなどの物品カンパ、技能ボランティアなどのご支援をいただいた方々です。) - センターだより
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食洗機(食器洗い乾燥機)が壊れて買い替えることになりました。同じマンションに住む友人の家では一足先に壊れて買い替えていたので、話を聞いてみることに。すると見積もりに来た業者によって言うことが全然違ったそうなのです。「もう少し奥行きのあるタイプでも設置できますよ」とか「いまと同じ奥行きのものしか“絶対に”入りません」とか、「同じ幅の食洗機でも某メーカーのものは少し大きくてきついので、じわじわ力が加わっていつかキッチンカウンターの天板が割れる可能性があります」という意見まで! 我が家が頼んだ業者には、そんな話は聞いたことないと一蹴されましたが、設置後のいまも天板割れる説だけは気になっています(笑)。(彩)
5月半ばから始まった手話の講習が10回を超え、先日のクラスで職業についての表現を習いました。一般的な表現を覚えたのち皆の前に出て、「私の職業は○○です」と手話で伝えました。「法律事務所で秘書」「日本語と韓国語の翻訳」などいろいろな仕事が出てきて、受講生は手話の表現より、それぞれの仕事のほうに興味津々。ある男性が「野球選手」と言ったときは(その人はスポーツをしているとはとても見えなかったので)驚きの声があがりましたが、「ウソ」でした。個人情報を出したくない人は本当のことを言わなくてもいいのです。自分の番が来たとき、「私の職業は医師です」と言おうかなと思ったのですが、そんな勇気はありませんでした(笑)。(朝)
娘は、喉の炎症や鼻水の症状でクリニックを受診することが多いのですが、必ず溶連菌の検査も受けるように言われます。医師は、「ドラえもんになってくるからね」と全身青い防護服とゴーグルを装着して検査をするのです。周りでも感染症は流行っていないと伝えても検査をし、結果は陰性。毎回受けるなんて…と私は不思議に思っています。あるとき「熱がないので今日は溶連菌の検査は結構です」と言うと、医師と看護師は顔を見合わせて驚いた様子。医療者ではない親が選んではいけないのかと思いましたが、賢い患者になるため自分の意思も大切に、先生にかける言葉を選びながら伝えました。COMLが教えてくれたことを一つずつ実践ですね。(恵)
COMLの事務所ではボスが昨今の間違った言葉づかいを憂いている場面にしばしば遭遇します。たとえば「大丈夫」の使い方。コンビニのレジで「袋いりますか?」に対して「大丈夫です」と返事をするのは間違っている、不要ならば「結構です」と答えるべしという具合です。かく言う私も「大丈夫です」を多用していた一人なので、言葉づかいに気をつけるようになりました。すると次第に周りの人が「大丈夫」と使うたびに、いまの大丈夫は大丈夫か気になるように(笑)。しかし、ボスやスタッフが揃っているなかで電話応対する場面など、これはチェックされているぞというときは意識しすぎて「大丈夫です」を連発してしまうのでした。(明)
過密化しているスケジュールの合間を縫って時間を捻出し、映画「フロントライン」を観てきました。この映画は2020年2月、横浜港に寄港していた豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号で発生した新型コロナウイルスの集団感染に対して、乗客全員の下船が完了するまでの19日間の出来事を事実に基づいて描いたものです。観る動機は、松坂桃李演じる厚生労働省の官僚のモデルがよく知っている人だから(笑)。官僚は悪者として描かれることが多いですが、私の知る官僚は一生懸命な人が多いので、映画を介して国民に伝えてくれたことが嬉しかったです。視聴者を煽るような報道の批判や極限状態での葛藤もよく描かれていて、観ごたえがありました。(育)