コムルのロゴマーク認定NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)

会報誌

会報誌

市民・患者・医療者など、さまざまな立場の人のメッセージやCOMLに届く相談内容、医療の制度・しくみ、活動報告などを盛り込んだ情報誌です。会員の方に毎月15日に発行しています。皆さんも、誌上で意見交換しませんか?
内容については下記の見本誌(PDF)や、最新号目次をご覧ください。
より詳細な内容は、会員になっていただくと毎月15日に発行していますので、ぜひ皆さんも会員になってください!!

見本誌(PDF)

会報誌の過去の記事を再構成し、そこにCOMLからのメッセージを加えたものです。

最新号目次

2024年3月15日号 No.403

会報誌最新号の表紙
COMLひとことインタビュー

医療における情報化は患者のメリットにもなります。

鳥飼 幸太さん
(国立大学法人群馬大学医学部附属病院 システム統合センター 准教授)

COMLに届いた相談から

インフルエンザ陰性確定と言われた翌日に陽性

救命救急センターに短時間の滞在で高額な請求

延命治療を拒否する文書もあるのに気管切開の説明ばかり

「いま支払えば9万円引き」に思わず契約

こころにとまったこんな取り組み

情報技術を使って処方から服薬後のフォローまでを効率化

リポート

第4回医療のmanabiya
人生の最終段階の医療・ケアを考える—食べられなくなったらどうしますか?

話題提供:会田 薫子さん
(東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター 上廣死生学・応用倫理講座 特任教授)

COMLメッセージ No.154

可能な手術が保険で受けられないなんて
子宮体がんの内視鏡手術の現状

お知らせ

昨年12月の会報誌をお届けした際、会報誌等をメール送付に切り替えても良い方を募らせていただきました。おかげさまでこれまで100人を超える方からご連絡をいただきました。ありがとうございます。会報誌を丁寧にお読みくださっているとわかりとても励みになりました。メールでお送りするPDF版を試してみたいとご希望の方もご連絡をいただければ送信いたしますのでご遠慮なくお申しつけいただければ幸いです。会報誌は紙で読みたいというご希望の方にはもちろんこれまで通り郵送させていただきますが、メール送信への変更は随時受付ておりますので、事務局にご一報いただければ幸いです。

カンパありがとう名簿

2024.2.1〜2024.2.29

吉田登志子、竹中小夜江、古府伸也、上農哲朗、鈴木綾子、田極春美、西和子、古橋隆秀、村上廣子、山内春夫、別所正美、匿名3名
(敬称略。資金カンパや切手・はがきなどの物品カンパ、技能ボランティアなどのご支援をいただいた方々です。)

センターだより

先日関西SP交流会を開催しました。関西地区のSP(模擬患者)団体に呼びかけて、一緒に交流や勉強をする会で、COML単独で主催するのはコロナ禍を経て数年ぶりでした。当日は参加者に6つのグループに分かれてもらい、前半は各自が所属するSP団体で、どんな模擬患者活動を日々しているのか情報交換をしたり、今回のテーマである「シナリオ(患者の設定が書かれているもの)」についての悩みを分かちあったり。そしてシナリオに関する講義のあと、後半はグループごとにシナリオを作成しました。グループ発表時に発表される皆さんのご意見は納得するものばかりでしたし、作成されたシナリオもユニークで、短時間で作ったとは思えない充実度でした。日々の活動ではほかのSP団体を意識する機会がなかなかありませんが、一緒にがんばっている仲間がいるんだ! と心強く思える一日となりました。(彩)

今月号の会報誌に内容を掲載していますが、「第4回医療のmanabiya」の講師の会田薫子さんは、じつは私の元同僚です。新聞記者時代、一緒に仕事をしていました。そのころから彼女は「闘う」人でしたが、その後キャリアを変えても、一人ひとりがよりよい人生をまっとうできるようにするために尽力する姿勢は変わりません。今回のオンラインセミナーを開催するにあたり、新聞社で一緒だった同僚や後輩にも声をかけました。うち一人は現在、雑誌の編集長をしており、二つ返事で参加し、会田さんのお話のあと質問もしてくれました。その人から後日、人生の最終段階の医療を考えることをテーマに会田さんと老年科専門医とCOML理事長の3人で誌面座談会をしたいと依頼を受けました。それぞれ違う道に進んだ私たちですが、また仕事でかかわることができ、嬉しく思っています。(朝)

先日、事務所の電話に出ると「月刊○○(雑誌名)の者です。山口さんお願いします」とお相手はさも親しい様子で仰るのですが、理事長はオンライン会議中だったので用件を確認したところ取材の依頼とのこと。しかし、なんとなく怪しい雰囲気を感じ依頼内容を確認していくと、芸能人の名前をあげ、その人が取材に行きます、5月号に出ますと圧の強い話し方で説明していきます。取材日を確認すると「9日か10日です」と言うのです。え? 明日か明後日ということ?? これは怪しいと確信し、確認して折り返しますと伝えたところ、なんと「興味がなければ折り返しは不要です」。電話を切った後すぐにインターネットで検索したところ、〔月刊○○ 取材商法〕と出てくるではありませんか! 取材と称して芸能人とともにやってきて、何故かその芸能人への謝礼や広告料を払うように言われるそうです。ふぅ〜危なかったです。(明)

昨年7月、長野県にある佐久総合病院を会場に開催された第62回農村医学夏季大学。そのシンポジウムに登壇したご縁から、今年1月、佐久広域連合主催の時局講演会にお招きいただきました。佐久広域連合長は佐久市長の栁田清二氏です。講演会が終了して数日経った2月のある日、栁田市長から分厚い封書が届きました。開封してみると、講演会の様子が紹介された新聞の記事のコピーに加え、何と巻き手紙が。巻き手紙専用と思われる横幅約80センチの和紙に、それはそれは流麗な毛筆でお礼の言葉が認められていたのです。漢字と平仮名の絶妙のバランス、力強くも美しい文字。これぞ「達筆」!! スタッフは送り主はご高齢の市長と思ったようですが、栁田市長は私より4歳年下の50代半ば。見惚れるほどの芸術作品に、しばらく事務所内で展示していました。皆さんにご鑑賞いただけないのが残念でならないぐらいです。(育)

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