会報誌
会報誌
市民・患者・医療者など、さまざまな立場の人のメッセージやCOMLに届く相談内容、医療の制度・しくみ、活動報告などを盛り込んだ情報誌です。会員の方に毎月15日に発行しています。皆さんも、誌上で意見交換しませんか?
内容については下記の見本誌(PDF)や、最新号目次をご覧ください。
より詳細な内容は、会員になっていただくと毎月15日に発行していますので、ぜひ皆さんも会員になってください!!
見本誌(PDF)
会報誌の過去の記事を再構成し、そこにCOMLからのメッセージを加えたものです。
最新号目次
2025年9月15日号 No.421

- COMLひとことインタビュー
-
総合診療医は多職種や患者との協働に向いています。
小坂 鎮太郎さん(東京都立病院機構 東京都立広尾病院 病院総合診療科 部長 地域連携室、医療安全管理室 副室長)
- COMLに届いた相談から
-
手術を受けたのにすぐに症状がぶり返し…
自由診療で高額な治療を勧められて迷いが
主たる病名ではないのに特定疾患療養管理料を請求
マルチ商法を信じて直腸がんの治療を受けない夫
話し合いを希望したのに同意書のサインを強要され
夫が治験に乗り気で自分の気持ちをわかってくれない
- 『COML医療かるた』が完成しました!!
-
価格と購入方法
- こころにとまったこんな取り組み
-
東京総合診療推進プロジェクト(T-GAP)
- リポート
-
令和7年度こども霞が関見学デー
- COMLメッセージ No.171
-
素敵なグラフィックレコーディングご覧ください!!
- カンパありがとう名簿
-
2025.8.1〜2025.8.31
浦田知孝、竹中小夜江、伊藤文郎、小関夏子、中村昭代、山内祐樹、下正宗
(敬称略。資金カンパや切手・はがきなどの物品カンパ、技能ボランティアなどのご支援をいただいた方々です。) - センターだより
-
娘が市の学童に入れない学年になり、今年の夏休みは娘と一緒に過ごす時間が長かったです。ときどき民間の学童や塾に通わせて、日ごとに予定が変わる生活を送りました。楽しいイベントも作ってあげようといくつか予定を入れたら、思いのほか忙しくなって自分の首を絞める結果にもなりました…。そんななか娘に何回も蕁麻疹が出ました。出るたびに寒冷蕁麻疹かなと思ったり、甲殻類アレルギーかなと思ったりして慌ててアレルギー外来を予約したものの、徐々に発症しなくなりキャンセル。単なる体調不良だったのだろうと推察しています。娘にとっても忙しすぎたのだなと反省し、次の冬休みのスケジュール調整に活かそうと思います。(彩)
知り合いから依頼され『ギャラリーTOMの40年』という冊子の英訳に一部携わり、その完成本を頂戴しました。ギャラリーTOMは、村山亜土・治江夫妻が、視覚障がい者だった長男の「ぼくたち盲人もロダンを見る権利がある」という言葉につき動かされ、手で見るギャラリーとして1984年に東京都渋谷区に開設されました。この141頁の冊子には、TOMにかかわりのあった芸術家や専門家の寄稿文、これまでの展示会の写真やポスターなどが掲載され、とても貴重な記録だと思いました。館長の村山治江さんは2024年11月に96歳でお亡くなりになりましたが、その魅力的な人柄とエネルギッシュな活動についてもっと知りたくなりました。(朝)
突然の報告ですが、家族の米国赴任に帯同し8月18日からCOMLの事務所を離れロサンゼルスで暮らし始めました。退職することに後ろ髪を引かれる思い半分、スタッフとしてこのまま責任放棄はできないという気持ち半分。 悩みに悩んでいたところ、米国との時差なら日本と調整できる時間帯がある!! テレワークでもできる!! と根拠のない自信が湧いてきました。そんなの絶対無理だよ…と言われるかと思いきや、協力するから心配しないで頑張ってみて!! とスタッフ全員が背中を押してくれました。私のとんでもない決断ですが、会員のみなさまにもご迷惑をおかけしないようCOMLに携わってまいります。遠方ですがよろしくお願いいたします。(恵)
いまでは出さない学校も増えていると聞きますが、長男の小学校では1年生のときから夏休みに自由研究の宿題が出ます。学校からのお便りには「お子さんが主体的に取り組めるものを一緒に考えて完成までサポートしてあげてください」と書かれていますが、自由研究ほど親泣かせのものはないですね。昨年はほぼ私主導で取り組んだのですが、今年は長男が「ぼくチーターのはく製を作りたい!!」と言うではありませんか。いやいや、チーターなんて東京にいないじゃない? はく製なんて学校に運べないよ、と一生懸命諭して諦めてもらい、最終的には昆虫の研究をノートにまとめるという自由研究の定番の形に落ち着き、何とか無事に提出できたのでした。(明)
7月に東京国際フォーラムを会場に開催された日本婦人科腫瘍学会学術講演会の「指導医講習」として講演に招かれました。「指導医講習」とは婦人科腫瘍指導医の申請・更新に必要な、婦人科腫瘍指導医ならば聴かないといけない講演の位置づけ。会場に来られない婦人科腫瘍指導医は、後日オンデマンド配信で視聴することになっています。35年前、どれだけ言葉を尽くして説明を求めても、病名も病状もひた隠しにされた婦人科腫瘍患者だった私。それが学会で指導医対象の講演をすることになるなんて…。非常に感慨深く、タイムマシーンがあれば35年前の治療を受けている私に会いに行って「時代は変わるよ〜」と伝えたい気持ちになりました。(育)